豆球をLEDにして明るさ4倍界王拳だー!

豆球

夜の部屋の明りは、昼白色よりも夕暮れ色の電球の方がとにかく落ち着く。心がリラックスできるし睡眠にも入りやすい。特に電球色の間接照明がオススメだ。

俺の部屋では、大体22時くらいまでは昼白色の天井照明を使用し、それ以降はデスクライトとアッパーライトとテーブルライトの3つの間接照明に切り替えるようにしている。

間接照明はすごく気に入っているのだけど、現在の構成では1点だけ不満がある。ソファでの読書時にやや薄暗いのだ。

上から本を照らす明りが欲しいのだけど、昼白色の天井照明で雰囲気を壊したくない。唯一、豆球が上から注ぐオレンジの光として使えるが、通常5Wの電球では全く足しにならない。

そこで考えたのが、豆球をもっと明るくできないかということだ。

5W規格の豆球部分に同じ大きさの冷蔵庫等に使われる15wの電球を使用することを考えたが、発熱の問題が出てくる。3倍のワット数の電球を使用すると、接触部が熱に耐えれずに溶けてしまうだろう。

そこで次に考えたのが白熱電球よりも発熱と消費電力が断然少なくかつ長寿命のLEDの豆球だ。

LED電球寿命

5Wの豆球の代わりには0.3W程度のLED豆球が売られている。今回はもっと明るいLEDを探してみた。そうしてたどり着いたのが、豆球部分に付けることができるE12口金のLEDシャンデリア球だ。

こいつは4Wにもかかわらず280ルーメンで20~30W程度の電球に相当する明るさを得られる。近所には売っていなかったので通販で購入した。届いたものを開封すると思っていたよりも少し大きかったが、根元の大きさは同じだ。

シャンデリア球と豆球

部屋の天井照明はリモコン式なので通常のLEDだと点灯しないため、わざわざ調光対応のLEDにした。これでおそらくうまく点灯するはず。通常の豆球と比べると点灯していなくても存在感がすごい。

豆球とシャンデリア球比較

ふたが閉まらないんじゃないかと不安になったが、取り付け部分が斜めになっていてかつ丸みのあるふたなのでなんとか大丈夫だった。

早速試してみると、やはりかなり明るい。写真ではうまく撮れなかったが、軽く違和感がある程度に周りが見渡せる。

シャンデリア球点灯

たとえば彼女などが泊まりにきたとして、「恥ずかしいから暗くして」と言われて、「豆球でいい?」と言って、この明るさだったら「なんか明るくね?」って思うだろうくらいには明るい。

LED推進協議会の表を見ても分かるように280ルーメンのこいつは通常の5W豆球に対して、その4,5倍は明るいのだ。

LED280ルーメン

得られた明るさに満足しつつも次に一応の懸念であった発熱量を調べようとした。LEDは発熱が少ない。信号のLED化が進んだことで積もった雪が溶けずに光が見えにくくなるといったトラブルが起こるくらいだから自信はあった。

4Wなので、せいぜい5Wの豆球程度の発熱だろうと5分ほど点灯させた後、手で慎重に触れてみた。5Wの豆球は長時間点灯した後でも少し温くなる程度だった。しかし、4WのLEDは思いのほか熱かった!

なんで?と思いながら色々考えていると、確かにLEDから発せられる光は電球に比べて熱を持っていない。しかしながら、光ではなく、器具自体は意外なほど発熱していた。接触部分と光を放つ部分の間の金属が握っていられないほどに熱くなっている。

何だが解せない話だ。5Wの豆球と4WのLEDシャンデリア球でワット数(仕事量)はあまり変わらないのに、一方は暗くて発熱も少なく、もう一方は明るくて発熱もすごい。豆球はちゃんと仕事してんのか?

ワット数て一体なんだったっけ?光にも熱にもならずにどこでエネルギー消費されてるのか? 逆にシャンデリア球は本当に4Wなのか?

とにかく念のため、箱の注意が書きをみると、とりあえず色々禁止されている…。

LEDシャンデリア球の注意書き

以下の器具には絶対に使用しないでください。
・リモコンで動作する電球器具や回路
・密閉または密閉に近い器具

もー、だめじゃんこれ…。

商品届くまで注意書きなんて読めないし、俺と同じようなことしてる奴が世の中にはいっぱいいるぞ。